研修名称 『青少年教化スタッフ研修会』

開催期日:20101218日(土)午後1時30 午後5時まで

講  師:石川誠丈 師(信證寺住職)

会  場:東本願寺青少年研修センター

参加人数:53名

参加寺院数:22ヶ寺+大谷高校

実施目的:青少年教化の要である「子どもの集い」に参加くださる「アシスタントスタッフ」と部門員の事前研修と、並びに組内各寺の青少年教化スタッフの底上げのため、広く呼びかけ共に問い学ぶことを目的とする。また、青少年教化活動の活性化と「参加寺院数の減少」という課題に取り組む。

マ:私たちはみんな仲良くいたします

報  告

・内容

去る20101218日(土)に青少年研修センターにて「青少年教化スタッフ研修会」が行われました。

今回は子ども三帰依文の一文にある「私たちはみんな仲良くいたします」という言葉を「子どもの集い」との共通テーマにし、講義と班別座談、さらに座談の内容発表という新しい形で取り組みました。

講師の石川誠丈師には、私たちは「みんな仲良くいたします」と言いながらも、実は仲良くできない存在であり、何らかの関係(縁)をもって生きているのにもかかわらず、人との交わりを遮断し、人を避けている身である。そういう無明性が正しいことを見えなくし、それが故、一人ということが自覚できず、周りが見えずにいる存在なのだということを教えていただきました。青少年部門の活動の主である「子どもの集い」では講義の際に『ちかいのことば』を子どもたちと唱和していましたが、「私たちはみんな仲良くいたします」ということに問いすらもたず、実は仲良くできない存在であるということも自覚せぬまま素通りしていたということを痛感いたしました。今回は子ども三帰依文の一文のみを掲げましたが、三文全体を通してご講義をいただき、「共に学び共に遊ぶ」という子ども会の目的を深く学ばせていただきました。石川師にはこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

講義後の班別座談会は、当部門が初年度から取り組んでいたことでしたが、年々参加者の語る内容に変化があらわれるなど、少しずつではありますが継続していたことが展開し、中高生達と腰を据えて語り合う場の大切さを感じました。また今年度の「青少年教化スタッフ研修会」は、青少年部門はもとより一僧侶としても大変意義のある研修会となりました。今後このことに胡坐をかかず、より一層問い直し、次年度への取り組みにつなげていくことを願いとし、ご報告といたします。



研修名称 『子どもの集い』

開催期日:20101226日(日)午後1時30分?27日(月)午前1130分まで

講  師:小川如俊 師 (大恩寺 住職)

会  場:東本願寺青少年研修センター

参加人数:180名

参加寺院数:参加寺院数26ヶ寺+大谷高校

実施目的:「寺とは人が出会う場」であるということを子供たちに共同生活の中で呼びかけ、スタッフと子どもたちが共に「出会い」を見出していく。

マ:「24時間子ども会!私たちはみんな仲良くいたします」

報  告

・内容

去る20101226日(日)〜27日に青少年研修センターにて「子どもの集い」が行われました。

年々、参加者の人数と参加寺院数が増えてまいりましたが、今年度に対する期待と不安が入り交じる中、おそらく近年最多ともいえる180名もの参加者が集まりました。3年にわたる部門員の地道な声かけもありますが、何よりも組内寺院の皆様方のご協力によるものと、まずもって感謝申し上げます。

今回は、講師に前期青少年部門部長の小川如俊師をお迎えし、ご講義をいただきました。

『「私たちはみんな仲良くいたします」ということを考えながら日程を過ごしてみて下さい!』という呼び掛けを皮切りに、私たちは仲良くできない理由を外におき、嫌いとは言いながらも、その根っこには本当は仲良くしたいという願いもあるのだということ。さらには「みんな違ってみんないい」という互いを認め合う大切さを教えていただきました。

先の青少年教化スタッフ研修会で石川師に「私たちは何らかの縁をもちながらも周りとの関係性を遮断してしまう存在である」ということを教えていただきましたが、私たちは仲良くしたいという願いをもちながらも、自分の都合によっては相手との関係を遮断し、一見仲良くしているようで実は都合のあうものを選んでいる存在なのだということを、両師の講義から学び、そして共通テーマの大切さをも学ばせていただきました。

 また講師の小川師は180名という大人数の前でも、マイクを一切使わず、額に汗を光らせながら大きな声で熱心にお話いただいた姿が印象的でした。マイク機器に頼りがちな部門員に「身体全体を使って子ども会をやるのだ」という無言の厳しいメッセージが届いたようで、頭が下がると同時に深く感動させられたことです。

 制作では、「サッポロチカイツリー」と題し、自分の班の布に描かれた木に、それぞれの「ちかい」の葉を貼り付けるという活動をし、完成品を食堂のガラス部に貼ったことによって参加者も自分のたてた誓いを、あらためて確認しておりました。

夜に行われたゲーム・スタッフレクは参加者が多いせいか、例年以上に盛り上がり、子ども達のたくさんの笑顔に出会うことができました。

 今回の子どもの集いをもって当部門は任期満了となりますが、三年間の活動によって一番強く感じたことは、これまで青少年教化に携わっていた諸先輩方の歩みに感謝しなければならないということでした。私たちは今現在、子どもの集いの企画を担当させていただいておりましたが、これはなにも私たちのみの力でやっているということではなく、そこには諸先輩方の足跡の積み重ねが、いま私たちに届いていたのだということに気づかせていただきました。今期、大きな事故や怪我もなく、180名という大人数の中、盛大に活動させていただいたこと、先輩方お一人お一人のお力添えがあったればこそと、改めて感じております。今回はもちろんのこと、これまで「楽しかった」「また来るよ」という言葉を残してくれた子どもたちと、またお寺で出会えることを願い、報告といたします。

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