教化委員長所信
前期三ヶ年の教化活動で得られたことは、自らその場所に参加することによって、そこに自ずと得がたい師・友を賜るということでした。私たちは佛の教化において凡夫と知らされるのですが、同時に、その蒙った教えの恩徳を他と語り合い頷きあうという喜びを得ることもできるのでしょう。私をして眠らせない、酔わせない師と友をそこに
とも同朋として賜るのであり、不思議にも私もその一員に加えていただくのであります。
しかし、組の教化活動は地域に根ざす一ヶ寺を阻害することになってもいけないのであります。どこまでも一ヶ寺ではかなわない研修事業を地域において、また僧俗共同で助け合いながら推進して、宗祖のご門徒となっていくことが今、求められているのでありましょう。そのための教化・研修の場となることを願っております。宗祖ご遠忌の当年、いよいよ私たちが明らかにすべきは「発心はひとたび、しかしそのうなずいてゆく歩みは一歩一歩のたゆまぬ聞法精進である。」という先師のお言葉の前に、文字通り謙虚になることがもとめられているのでありましょう。今年度には、同朋会運動五十周年、その関連として推進員の全国大会も予定されております。
組内関係各位には、今まで同様に、ご協力、ご配慮賜りますようよろしくお願い申し上げて、三ヶ年の所信とさせていただきます。合掌
2011年7月18日
第4組教化委員長 小泉元瑞 |